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鍛造丸鋼(精鍛品)

S25C 化学成分(代表値)	410φ～710φ
	機械構造用炭素鋼のうち、いわゆる軟鋼のなかでは硬い部類に入る材料です。 炭素含有量の代表値は、0.25%になります。 一般構造部材の丸棒などにもよく使われます。
S35C 化学成分(代表値)	410φ～650φ
	機械構造用炭素鋼のうち、炭素含有比率の代表値が0.35%のものです。 中炭素鋼に分類されます。
S45C 化学成分(代表値)	410φ～710φ
	機械構造用の炭素鋼鋼材としては最もポピュラーなものと言えます。 熱処理により得られる機械的性質も向上するため、用途に広がりが出てきます。 とくに強度が必要な場合に選択される鋼材で、軸やピンなどをはじめ、研削加工においてもよく加工されるものです。
S55C 化学成分(代表値)	410φ～600φ
	機械構造用炭素鋼のなかでも、高炭素鋼にあたる鋼材です。 硬度が必要な局面で威力を発揮します。
SCM415 化学成分(代表値)	410φ～530φ
	クロムモリブデン鋼のうち、炭素含有量が最も低く、硬度の範囲や引張強さについても最も低い値を示す材料です。 通常の炭素鋼ではマスエフェクトにより仕様を満たせない場合等に効果的です。 切削などの加工性には優れますが、研削ではcBNを用いたほうが能率的です。
SCM440 化学成分(代表値)	410φ～710φ
	クロモリ鋼のうち、比較的硬めの鋼種です。 降伏点は835以上、硬度285から352程度の数値を示し、キルド鋼から圧延・鍛造されて作られます。

圧延丸鋼

S25C 化学成分(代表値)	100φ～400φ
	機械構造用炭素鋼のうち、いわゆる軟鋼のなかでは硬い部類に入る材料です。 炭素含有量の代表値は、0.25%になります。 一般構造部材の丸棒などにもよく使われます。
S35C 化学成分(代表値)	100φ～400φ
	機械構造用炭素鋼のうち、炭素含有比率の代表値が0.35%のものです。 中炭素鋼に分類されます。
S45C 化学成分(代表値)	100φ～400φ
	機械構造用の炭素鋼鋼材としては最もポピュラーなものと言えます。 熱処理により得られる機械的性質も向上するため、用途に広がりが出てきます。 とくに強度が必要な場合に選択される鋼材で、軸やピンなどをはじめ、研削加工においてもよく加工されるものです。
S55C 化学成分(代表値)	100φ～400φ
	機械構造用炭素鋼のなかでも、高炭素鋼にあたる鋼材です。 硬度が必要な局面で威力を発揮します。
SCM415H 化学成分(代表値)	100φ～400φ
	クロムモリブデン鋼のうち、炭素含有量が最も低く、硬度の範囲や引張強さについても最も低い値を示すHバンド鋼です。 通常の炭素鋼ではマスエフェクトにより仕様を満たせない場合等に効果的です。 切削などの加工性には優れますが、研削ではcBNを用いたほうが能率的です。
SCM420H 化学成分(代表値)	100φ～400φ
	SCM420はクロムモリブデン鋼のうち、炭素含有量が0.18～0.23のもので、引張強さはおおむね930以上のHバンド鋼です。 添加されているMoの量は0.15～0.25で415、418、421と同じ範囲です。 焼戻しに対する抵抗が大きく、軟化しにくい強靭な材料です。 主に「はだ焼鋼」として使われます。
SCM435H 化学成分(代表値)	100φ～310φ
	炭素量0.33～0.38％程度のクロムモリブデン鋼で、降伏点は概ね785以上、引っ張り強さ930以上のHバンド鋼です。 クロモリ鋼の中では比較的高めの機械的性質を持ちます。
SCM440H 化学成分(代表値)	100φ～400φ
	クロモリ鋼のうち、比較的硬めのHバンド鋼です。 降伏点は835以上、硬度285から352程度の数値を示し、キルド鋼から圧延・鍛造されて作られます。